3回
2020/04 訪問
ペアリング
前回担当者を指名
カテゴリーは焼肉屋だが、ソムリエ常駐の一流レストランです。それも食事に対する手間のかけようが凄まじく、その魅力に迫るためリピ。
電話対応が素晴らしいので、どういうシーンでお店を利用するかを事前に打ち明けておくと一度目からプライスレスな時を過ごせると思います。
どの皿も美しくそして美味い。ワインの温度感も良かった。前回同様きめ細やかな接客を受けられた。言い辛い要望も全て察してくれた。
今回は飲みすぎたからトイレがマジ近かったっす(泣)心のベスト10第一位はこんな店だった、そんな食べログエンドロールになりそう。マイナス点は、docomoの電波が圏外な事くらい。
トイレの位置が分かり辛く、通路に段差が有る為、お連れ様をエスコートするかテーブル担当に声をかけて任せましょう。
アクセスは広尾駅出口3が最も近い。夏〜秋頃に話題の肉割烹が開始だそう。明瞭会計で、メニューは見やすく前回よりもワインリストが増えていた。
ヴォギュエ・ボンヌマール2014 (¥121,000)
オーパスワン2015 (¥106,480)
……などなど。メニューに無いが三桁代の五大シャトー取り扱い在り。
ボトルを入れる事は財政上敵いませんが、お店を深掘りするためにペアリングを取り入れてみたところ、満足度が掛け算されて頭クラクラ、舌は確実に他所じゃ満足出来ない仕様にアップグレードされた。
▼オーダーコンセプト『ペアリング』
♦︎シャンパン ¥1,800
♦︎白・赤ワイン 各¥1,300
♦︎コース〆冷麺 ¥15,000
♦︎縛りタン ¥600
♦︎シャトーブリアン ¥7,000
♦︎ハラミ ¥3,500
♦︎シマチョウ ¥1,500
♦︎石焼ビビンバ ¥1,700
消費税10%・サービス代10%
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会計 ¥40,777(ひとり)
▼一皿目 タン ポルロジェブリュットルセルブ タン元・スペシャリテの縛り・熟成 食感と喉越しの違いを堪能しながらシャンパンで喉を潤す。贅沢な晩飯の前菜に食欲は全開に。
▼二皿目 塩 ジャスティンジラルダンブルゴーニュシャルドネ サーロイン(飯村牛)・ミスジ(鳥取田村) シマチョウ(単品)・シャトーブリアン(松坂牛) 生で食べてもいい?(笑)
▼三皿目 タレ ビニャデモヤホーベン2018 肩三角(飯村牛) カミノコ(松坂牛) リブロース(鳥取田村繊維が縦なので斜め持ち) ハラミ(松坂牛じっくり一往復し側面焼かず) ※ハラミ以外3秒 舌が幸せ
銀座梵と遜色無いレベルのカツサンドをコースの脇役として出してくれちゃう。罪深い店だよ本当に
♦︎石焼ビビンバ ¥1,700 世界一好きな石焼ビビンバ。強い焦げの食感を楽しめる。しかし実際には焦げていない。一体どんな魔法を使ったんだ!?
コースの冷麺をリピ。こんな美味い冷麺他に無い。
コースの自家製プリンをリピ。ほろ苦いカラメルと程良い甘さがツボに刺さる。酔いながら食べるプリンは最高だ。
2021/04/22 更新
2020/01 訪問
次世代を担う焼肉屋
東京メトロ広尾駅から、六本木ヒルズを目指すロケーションにときめく田舎者の私。横浜から案外好アクセスだと知る。
一皿目:縛り・元・熟成
新鮮で食感の異なる三種のタンを存分に堪能。食欲に火をつけるには十分な燃料。
二皿目:シャトーブリアン・ハラミ・ミスジ
えも言えぬコクと、心地良い舌触りのシャトーブリアン。低い温度感が体温に近付くと爆発する底無しの美味さのハラミ。新鮮で歯切れの心地良さが口一杯に広がるミスジ。
三皿目:リブロース・ウチモモ・イチボ
焼き方は全て片面三秒一往復とまさに手に汗握る皿。舌触りの全く異なる三品を存分に堪能。肉のコクと旨味を引き立たせるタレも美味い。食欲が暴発しそう。
〆コンプリート。眼前で煮てくれる絶品サーロイン牛丼。カクテキリンゴ酢が効いたもちもち激ウマ冷麺。挽肉の旨味際立つ絶品カレー。梅肉でさっぱり仕上げで最高なガーリック炒飯。自家製プリンコク旨。
♦︎コース ¥15,000
♦︎縛りタン ¥1,200
♦︎ビール小瓶 ¥700
♦︎シャトーブリアン100g ¥10,000
♦︎冷麺 ¥1,300
♦︎カレーご飯 ¥1,500
♦︎ガーリック炒飯 ¥3,000
消費税10%・サービス代10%
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合計 ¥39,567
【環境】ソムリエ常駐で五大シャトー三桁台の取り扱い有り。全席禁煙でドレスコード無し。席会計でレシート発行。コースを骨子にしてアラカルトで冒険推奨。下戸にも対応良く、トイレは清潔でウォッシュレット付き。噂の割烹カウンターは年内目標だそう。
【総評】網交換とテーブルの世話がきめ細やか。途中、白米や水が必要か聞いてくれた事がとても嬉しかった。焼き方の説明と提供のタイミングも絶妙。席により温度感を合わせた接客にも関心。肉と人と向き合う最高の焼肉屋に出会えた。酒飲まない客を大事にする店は本物だと思う。次回は4月。ハラミタレとシマチョウも注文しよう。
料理人から丁寧な説明を受ける
一皿目:縛り(アラカルト)・元・熟成
二皿目:シャトーブリアン(アラカルト)・ミスジ・ハラミ
三皿目:リブロース・ウチモモ・イチボ
コースの牛丼
♦︎冷麺 ¥1,300
♦︎カレーご飯 ¥1,500
♦︎ガーリック炒飯(2人前) ¥3,000
2021/04/22 更新
スムーズな電話対応と、肉の美味さに安堵する。それで終わるなら他店となんら変わりないのだが、やはり別格と思わせる点を二つ発見。
墨のような落ち着いたダークカラーのおしぼりがお洒落で大変好み。着眼点の良さは流石である。角度の高い視点から商売を続けている証拠とも言える。
ライスの硬さが絶妙で、米が立っていて弁当で食べた事のあるライスとしては過去No. 1に美味い。
ライス好きとしては見過ごせないセンスの良いテイクアウトを楽しめた。