【田舎風】五條・吉野の豆腐と揚げ・厳選5店

出典:kurodaさん

【田舎風】五條・吉野の豆腐と揚げ・厳選5店

奈良県の南部、五條市および吉野郡域には、大豆の風味豊かな素朴な豆腐や油揚げを提供しているお店が点在しています。吉野の風土にはぐくまれた地域伝統の豆腐のお店をご紹介します。

更新日:2022/11/29 (2018/09/08作成)

6567view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる146の口コミを参考にまとめました。

素朴な風合いが魅力

 奈良県の南部、五條市および吉野郡域には、大豆の風味豊かな素朴な豆腐や油揚げを提供しているお店が点在しています。
 その豆腐の特徴はとにかく大きいこと、そしてしっかりした弾力を持っています。また油揚げも分厚くて、厚揚げと見まがうほどの姿です。
 吉野の風土にはぐくまれた地域伝統の豆腐のお店をご紹介します。自然豊かな五條・吉野を訪ねてみてはいかがでしょう。
 (下の写真は吉野の豆腐に十津川のナメコを合わせた、自作の湯豆腐です。)

伊勢屋豆腐店

3.25

夜の金額: ~¥999

昼の金額: ¥1,000~¥1,999

伊勢屋豆腐店

 JR和歌山線・五条駅からバスで10分ほど、田園二丁目BSを降りてすぐ近くにある、この地域ではかなりの有名豆腐店です。
 店内は販売スペースと厨房、そしてイートインスペースらしきものがあるが、厨房を広くとってあるため販売スペースはやや手狭です。

伊勢屋豆腐店

「豆魂」は湯豆腐にしてみました。豆腐の味をいちばん引き立たせるのが湯豆腐だと思ってるからです。昆布出汁を取って豆腐と水菜を湯がいてみる。湯がき上がった豆腐はプルプルで、とても木綿とはいえ、嵯峨に近いい上がりです。昆布出汁によって大豆の風味がいっそう引き出されてるのかもしれないが、大豆の風味と何とも言えない甘みが口の中に広がります。

伊勢屋豆腐店

 「大和あげ」はオーブントースターで焼いていただきました。両面を10分ほど焼いたら表面はパリッと香ばしく、中身は大和揚げらしい重厚な口当たり。豆腐の持つ力強さを感じます。これは旨い!
 ここの豆腐はしっかり豆の味を活かしつつも、田舎っぽくない洗練された口当たりと味わいを持っています。女性に好まれそうな風合いですね。

前田豆腐店

3.07

夜の金額: -

昼の金額: -

前田豆腐店

 奈良交通・五條バスセンターから新宮行き、または十津川温泉行きのバスで20分ほど。塩川原橋BSすぐ近くの国道168号線沿いにある豆腐店です。ちなみにこの新宮行きのバスは日本一長距離を走ることで有名な八木新宮特急バスです。
 国道に出してある小さい看板が目印のこのお店は、お店というより作業所で、豆腐職人のおっちゃんお一人で営業されています。

前田豆腐店

 購入したのは「田舎とうふ」(300円)と「田舎あげ」(300円)。持ち帰り用に段ボールの切った箱に入れてくださいました。
 豆腐はこの西吉野独自の特大サイズ。水分が少なくしっかりした堅さを持っていて、まな板の上で包丁で切っても水分が滲みません。しっかりとした歯ごたえがあり、大豆が香る素朴な味わいです。豆の甘みが実に美味しいですね。

前田豆腐店

 田舎揚げは1袋5個入りです。見た目は厚揚げに見えるが実は薄揚げ。中に詰まってるのは木目の細かい絹ごし豆腐ではなく、薄揚げの内側のようなスポンジ状です。
 オーブントースターで焼いて食べると、香ばしさの中にフワフワの質感。分厚いだけに豆腐の味わいが強調されているような感じです。お味噌汁に入れると、コクが強まってさらに美味くなる。これぞ西吉野の味です。

吉野山 豆富処 林とうふ店

3.31

夜の金額: -

昼の金額: ~¥999

吉野山 豆富処 林とうふ店 - 店舗入り口

 近鉄・吉野線の終点、吉野駅からロープウェイで吉野山駅に上り、そこから吉水神社のほうへ15分ぐらい歩いたところにある豆腐茶屋です。
 ここは吉野で古くから美味しい豆腐を作り続けている林とうふ店が直営するお茶屋。入り口辺りにはお豆腐や揚げさんなどを販売していて、その奥が豆腐料理の食堂になっています。

吉野山 豆富処 林とうふ店

 持ち帰りで「吉野田舎あげ」と「がんもどき」を購入しました。家に帰ってから調理してみました。
 どちらも大豆の味がしっかり残る、実に硬派な仕上がり。これは素材の良さもさることながら、真摯に豆腐造りに取り組んでいらっしゃるだろうと感じさせる逸品です。

吉野山 豆富処 林とうふ店

 ソフトクリームは滑らかで豆乳の風味もしっかり出ています。甘さ控えめあっさり系の味わいで実にヘルシーですね。

上辻豆腐店

3.06

夜の金額: -

昼の金額: -

 走行距離・所要時間ともに日本一である「八木新宮特急バス」で上和田BSのすぐ近くにある豆腐店です。
 この辺りは梅の名所「賀名生(あのう)梅林」があることで知られるとともに、南朝の行宮として、一時は日本の首都となった場所でもあります。

上辻豆腐店

 売られてるのは「豆腐」(330円)と「大和あげ」(90円)の2種のみで、他に地元産の野菜の販売もされています。
 「豆腐」は立方体の木綿豆腐で、一般的な豆腐の3倍ぐらいはあろうかという大きさ。しっかりした弾力と歯応えがあり、豆の甘みを感じさせる質感です。これは湯豆腐や麻婆豆腐に最適ですね。

上辻豆腐店

 「大和あげ」は厚���げのように見えるほど分厚いが、実は薄揚げ。外がカリカリ、中はふんわりした質感で、これはオーブントースターで焼いて生姜醤油でいただくと、風味が豊かで実に美味しい。お味噌汁に入れてもいいですね。

峠とうふ店

3.15

夜の金額: -

昼の金額: -

峠とうふ店

 大阪府枚方市から和歌山県新宮市まで、紀伊半島の背骨部分を縦断する国道168号線。その最高峰地点の天辻峠から少し五條側に下ったとこ��にある豆腐店です。
 店内には豆腐や揚げ、がんもどき、豆乳、おからなどの商品が並んでいます。

田舎の豆腐は特大サイズ

峠とうふ店

 店内には豆腐や揚げ、がんもどき、豆乳、おからなどの商品が並んでいます。
 豆腐はこの西吉野独自の特大サイズ。しっかりとした歯ごたえがあって大豆が香る素朴な味わいです。豆の甘みがあって実においしいですね。

峠とうふ店

 揚げは、見た目は厚揚げに見えるが実は薄揚げ。中に詰まってるのは木目の細かい絹ごし豆腐ではなく、薄揚げの内側のようなスポンジ状。
 オーブントースターで焼いて食べると、香ばしさの中にフワフワの質感。分厚いだけに豆腐の味わいが強調されているような感じです。

※本記事は、2022/11/29に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ